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犬連れキャンプのリード固定方法|おすすめのドッグアンカーもご紹介

趣味

愛犬とのキャンプで
「リードってどうやって固定するの?」
「専用グッズは必要?」
という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事を読むと、次のことが分かります。

① リードの固定方法
② 固定方法ごとのメリット・デメリット
おすすめグッズ

結論!

・キャンプデビューの方は、専用グッズを買おう!
・シーンに応じて、補助的に他の方法を採用するのがおすすめ
犬をその場にとどめておく(リードを固定する)ことを「係留(けいりゅう)」といい
係留につかう専用のグッズを「ドッグアンカー」と呼びます

リードの固定方法

固定方法1 専用グッズを使う

一番おすすめは、専用グッズを使うこと。

新しく購入する必要があるので費用はかかってしまいますが
リードを固定するためにつくられているので安心感があります。

専用グッズには
① おもり式
② ペグ式(打ち込み)
の大きく2種類があります。

それぞれのグッズの特徴を解説していきます。

おもり式

出典:OFT STORE

おもりで愛犬とリードをつなぐ方法です。

愛犬の体重によって必要な重さも変わるため、
前もって調べておく必要があります。

・愛犬の移動が簡単
・テントの中でも利用できる
・地面の形状(コンクリートなど)問わず使うことができる
・高価なものが多い(大型犬は特にお金がかかる)
・成長に応じて買い足す必要がある
・グッズ自体が重く、大きいので持ち運びが不便

ペグ式(打ちこみ)

出典:snow peak

地面に打って使うのが、ペグ式です。

スクリュー型や、かえし付き、ストレートなど、ペグ式といっても形状はさまざま。

・ストレート
砂利まじりの硬い地面でも刺さりやすい
砂浜やぬかるみなど柔らかい地面は抜けやすい

・スクリュー型、かえし付き
抜けにくく、力の強い愛犬でも安心して使うことができる。
砂利まじりの硬い地面では入りにくいため、設置に時間がかかることがある。

・コンパクトで持ち運びが便利
・1本でさまざまな犬種に使える
・設置場所を変えるときに手間がかかる(打ちなおしが必要)
・地面のコンディションに左右される

我が家では、ペグ式のスクリュー型を使っています。
芝生はスイスイ刺さるのでラクでしたが、土・砂のサイトで断念した苦い思い出があります。

地面の様子は実際に行ってみないとわからないことが多いですよね。

万人受けしやすいのは、
おもり もしくは ペグのストレート型
色々なキャンプ場に出かける予定がある方には特に使い勝手が良いです。
初めて専用グッズを買う場合も、失敗が少ないでしょう。

砂浜キャンプをする方や、愛犬の係留を万全にしておきたい方は、
ペグ式のスクリュー型、もしくはかえし付きがおすすめです。

固定方法2 テント用のペグを使う

小型犬にはテントのペグで代用する方法もあります。
テント用のペグであれば、余っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ペグをつかう場合は次の2点に注意しましょう
① 長さ太さ
② ヘッドの形状

①長さと太さ
抜けにくさに直結します。
専用グッズのペグ式(ストレート)は40cm以上のものがほとんどです。
短すぎると愛犬が急に動いたときに抜けてしまう可能性があります。
また、テントを買ったときについてくる細いペグも抜けやすいので注意しましょう。

③ヘッドの形状
リードの固定に必須です。
ペグを抜くときにつかう穴があいているものがよいでしょう。
ヘッドがU字やT字の形をしていると、ペグにリードの持ち手を引っかける構造になります。
なんらかの拍子(とび上がったときなど)にリードが外れてしまうかもしれません。

画像引用:CAPTAIN STAG
※リード固定のためのヘッド形状に関する例であり、製品の優劣を示すものではありません

メリット・デメリットは専用グッズのペグ式と大きく変わりません。
専用グッズのペグ式との違いをあげるとしたら、メリット・デメリットは次の通りです。

・専用グッズに比べると安い
・対応犬種(体重)の基準がないため、最適なペグを選ぶのが難しい
・リードが絡まってしまうため、ほどくのに手間がかかる

我が家もペグを使うことがありますが、
リードの絡まりが一番のデメリットだと感じています。

専用グッズは、リードをつなぐ部分が360度回転するので絡まることはありません。
ペグは、犬が同じ方向に動き回るとそのぶんリードがペグに巻きついてしまうのです。
毎回、絡まりを直すのは少々手間です。

複数の係留地点を作りたい方は、
長時間いる場所は安心できる専用グッズ
滞在時間が短いサブの係留場所ペグ
といった使い分けもおすすめです。

固定方法3 木や車を使う

木や車にリードをつなげる方法もあります。

固定するための道具を必要としないので、リーズナブルかつお手軽です。
ただし、慣れている方、愛犬から目を離さない環境下にある方以外はあまりおすすめできません
また、木を固定先として使う場合はあらかじめキャンプ場に確認しましょう。

・お金がかからない
・つなぐ先(木や車)に傷がつく可能性がある
・キャンプサイトによっては使うことができない
・定位置から移動できない

何度もキャンプに行っていますが、
木や車を使って愛犬を係留している方はまだ見たことがありません。

おすすめの係留グッズ

専用グッズとして、次の3種類をご紹介しました。

① おもり式
② ペグ式(ストレート)
③ ペグ式(スクリュー、かえしつき)

それぞれのおすすめをご紹介いたします。

【おもり式】OFT K9アンカー

こんな方におすすめ

・キャンプ場とわず、愛犬を係留する場面がある
・愛犬の体重や活発さが把握できている

おもり式のドッグアンカーの中で一番メジャーです。
重さのわりにスリムなので、場所をとらない点がいいですね。

1枚9キロ、最大4枚(36キロ)まで重ねることができるため、
小型〜大型犬まで使うことができます。

ただし、公式HPでも犬種・体重による目安が書かれていません

amazonレビューを確認したところ、おもり1枚あたり、体重7〜8キロが目安になりそうです

「(おもり1枚で)体重7.5キロの愛犬が多少動いた」
「(おもり1枚で)体重8.5キロの愛犬でも引きずらなかった」
というレビューがありました。
愛犬の体重が7~8キロあり、心配な方は2枚購入したほうがよいでしょう。

【おもり式(番外編)】グロング ケトルベル

おもり式で安さを求める方へ。
専用品ではないですが、こんな商品はいかがでしょうか?

先ほど紹介したK9アンカーは、専用品だけあって1枚(9キロ)10,000円と値が張ります

筋トレグッズのケトルベルは10キロで4,000円ほど

しかも、色は優しいイエロー、もしくはブルーといろんなキャンプサイトに合いそうです。

リードを引っかける部分がないので、
大きめのカラビナを装着し、リードを繋ぐ方法が良いと思います。

【ペグ式(ストレート)】snow peak ドッグアンカー PT-032

こんな方におすすめ

・せっかく買うなら安心できるブランド品がいい
・耐久性がイチバン大事

キャンパー憧れのスノーピークにもドッグアンカーがあります!

中型犬(15キロ)まで対応。

丈夫で抜けにくい、鍛造ペグとして有名なソリッドステークがそのままドッグアンカーになっています

アマゾンレビューでも星5が75%と高評価でした。
丈夫さ、安心感を求める方は間違いない商品でしょう。

【ペグ式(ストレート)】CAMPING MOON 係留ペグ

こんな方におすすめ

・専用グッズでも、なるべく安くおさえたい
・コスパ重視

専用グッズで1500円台は破格です!
適応体重は30キロまで。

悪い口コミでは、数回の使用でヘッド部分が壊れてしまったというものがありました。
(全レビューの2%程度のため過度に心配する必要もないのでは、というのが筆者の見解です)

良い口コミとしては、
・リードをかける部分がまわるので絡まるストレスがない
・ペグと同様に刺せるため設置が簡単
というものがありました。

【ペグ式(スクリュー、かえしつき)】ペティオ (Petio) ドッグポール

こんな方におすすめ

・大型〜中型犬のため、しっかり固定されるものが良い
・設置・撤収に多少手間がかかっても安心安全第一

初めてのキャンプで、安心安全を第一にしたいという方は、こちらの商品がおすすめです。
(※大型犬は45cm、中型犬は29cmと2サイズあります。間違えないよう注意してください)

我が家がペグ式のストレート型を購入しなかった理由も、とにかく脱走が怖かったからです。
愛犬がキャンプでどの程度引っ張るか、力加減が予測しにくい方もいらっしゃるでしょう。

設置の手間よりも、まずは抜けにくさを選ぶという手もアリだと思います。

こちらはかえしが2つのみなので、スクリュー型やかえしが多いものよりも設置しやすい形状です。

レビューを見ても、耐久性と抜けにくさに定評がありました。

【おまけ】おすすめのリード

ドッグアンカーに留める場合、
「重り・ペグ」と「ハーネス・首輪」それぞれフックを引っかけることになります。

普通のリードは「ハーネス・首輪」をつなぐ部分はフックになっていますが、
持ち手部分は輪っかになっているものが多いのではないでしょうか。

また、自由に遊ばせてあげることを考えるとお散歩のリードでは少し短いかもしれません。

そこで、おすすめなのが係留専用のリードです!

もっと長いリードもありますが、長すぎると目が届かない場所に愛犬が移動してしまう可能性があるため3mあれば十分でしょう。

まずはお試しとして、普段のリードを利用したいという方は持ち手にカラビナを装着してフックの代用をするのが便利ですよ!

手で結ぶと、どうしても緩みが出やすいですし、お散歩のたびに結ぶ・ほどく手間が出てしまい面倒です
カラビナを選ぶときは耐荷重に注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?
愛犬とのキャンプデビューは、何を準備したらいいの?と迷うことも多いと思います
少しでも参考になれば嬉しいです。

愛犬とのキャンプデビューについて、ゼロから当日までステップを解説している記事もありますので、
もしよかったら見てみてください!

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