転職を考えるタイミングってたくさんありますよね。でも、その判断が正しいのか?適切なタイミングなのか?不安になることもあると思います。
本記事ではこれまでの実体験を元に、転職を検討すべきタイミングをお伝えしていきたいと思います。
こんな人におすすめです。
自己紹介

新卒で通信回線系の営業会社に入社。1日300件の電話や300件の飛び込み営業で鍛えられ、入社3ヶ月目で全社TOP3の成績を出す。以降3ヶ月連続で達成し新規事業立ち上げ部署に異動。
その後、一部上場の人材会社に転職し、一貫して新規事業の立ち上げに参画。約1000社の採用課題を解決。目標達成300%の組織を作り、個人としても当時の受注売上過去最高記録を樹立。
その後スタートアップ系の会社に転職し、1年でトップセールス&マネジメント職に。
※画像はAIで作ったよ
過去にはこんな記事を書いています
転職を考えるべきポイント
事業方針や戦略について十分な説明がない

事業方針や戦略を持っていない経営層はいないと思いますが、その方針や戦略が十分に現場に浸透しているか?(説明されているか?)を社員に対して、丁寧に確認してくれることが大事です。
分からないときは説明してくれる環境が職場にあるか?を再確認してみましょう、真逆で、方針や戦略をウヤムヤにし、「とりあえずやればいいんだよ」的なスタンスの環境であれば注意が必要です。
評価の意図背景をしっかりと伝えてくれない

評価の結果で給与が上がらないこと自体も転職のきっかけになりますが、評価結果の納得度が低いことの方が問題になるケースが多いです。
自分の評価が「なぜこの結果になったのか?」をしっかりと確認するようにしましょう。その際に、評価決定の背景について、納得できる返答が貰えない場合は注意が必要です。
おそらく上司も評価の意図背景を理解できておらず、会社全体として評価の不透明さがあるかもしれません。
休日の仕事や残業を無理強いされる

明確に「土日にやっておいて」と言われたら完全アウトですが、大抵の場合は金曜日の18時に「月曜の9時までにやっておいて」など、極端に短い納期 / あからさまに無謀な納期などを言われたら注意です。
会社として残業や休日の仕事を強要されていると、少しでも感じたのであれば、それは会社に伝えましょう。それでも改善傾向がないようでしたら、すぐに転職活動をしてください。
MTGで何も決まらない

会議が「報告だけ」になっている場合は要注意です。
本来であれば、与えられたミッションに対して進捗を共有し、良い部分を標準化する or 悪い部分を改善するためのアクションを定め、期日を決めて実行する。この議論ができることが理想です。
会議の場が情報共有だけとなってしまい、参加しても参加しなくても良い状態になってきたらマズイと思った方がいいかもしれません。
成果を出してもキャリアの可能性を感じない

成果を出したからといって新しいチャレンジができるとも限りませんが、今後のキャリアの可能性提示がない場合は注意が必要です。
人間、ずっと同じことをし続けるのは確実に飽きるので、少しずつ変化を与える必要があるのですが、どれだけ成果を出していても、今後のキャリアアップの可能性が全く感じない場合(会社から何も伝えてもらえない場合)は会社として何も考えていないかもしれません。
「〇〇な領域にチャレンジしてみたいのですが・・・・」などと、自分から言ってみることも、時には必要です。
尊敬できる上司がいない

仕事のできる / できない、普段の立ち振る舞い、リーダーシップなど、様々な角度から尊敬できる人がいない組織は離れたほうがいいかもしれません。
その組織に居続けることで、目指すべき姿を具体的に想像することが難しく、今後のキャリアステップの足かせになってしまいます。尊敬できる上司がいた方が、自分の成長に直結します。
ベテラン勢が結局強い(実質の年功序列)

ベテランだから給与が高い / ベテランだから役職につけるなども注意ですが、ベテランの発言力が極端に強いことも注意です。
会議では「誰が言ったか?」ではなく、「何を言ったか?」にフォーカスしてディスカッションすべきなのですが、組織によっては”〇〇さんがそう言うなら”と話が進んでしまうことがあります。
その場合、建設的な議論が成されず、良いか悪いかも話し合わないまま決まってしまうことがあるため、ベテラン陣が極端に発言力を持っているかどうか?も注意すべきポイントです。
現場からの意見を上層部が聞き入れない

もちろん、現場からの意見をすべて聞き入れてもらえることはないと思いますが、傾聴してくれているかどうか?を現場が感じることが大事です。
- ■■な意見をいただきました。とても良かったので〇〇の観点から取り入れました
- ■■な意見をいただきました。とても良かったのですが〇〇の観点から実施が難しいです
など、現場からの意見に対してのフィードバックが一定数あることが大事だと思います。「たくさん意見くださいね」と言う上層部は多いですが、もらった意見に対して、フィードバックがないことも事実。現場からの意見を良し悪し問わずフィードバックしてもらえるかどうか?は重要です。
批判的思考(クリティカルシンキング)が真っ向から批判される組織

ロジカルシンキングとクリティカルシンキングの違い
クリティカルシンキングが「その考えが正しいのかを検証して本質を見極める」と表現できるのに対して、ロジカルシンキングは論理的思考と呼ばれ「物事を要素ごとに分解し、筋道立てて考える」と考えられます。物事を考える際に論理的な考え方だけでは、前提となるデータが正しいかどうかは不明であり。、クリティカルシンキングだけでは、具体的な行動にはつながりません。2つの観点は異なりますが関係性の深いことを理解しておきましょう。
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つまり、他の人の意見や考えが本質的ではないと思ったとしても、「その考えが正しいのかを検証して本質を見極める」ことができない組織は危険です。
目的に対して、本質的な意思決定ができない場合、ハッピーになる人は誰もいません。仕事がなあなあになってしまい、成果も出ません。「コト」に向かい、役職や年次関係なく、議論ができる組織がいいですね。
上層部同士の関係性が悪い

上層部(部長クラス)の関係性が悪いのは、本当に最悪です。
- 俺は(私は)こうするんで!と協力スタンスが著しく少ない
- 社員同士もコミュニケーションが取りにくく、思うような連携ができない
- いかんせん雰囲気が良くない
当たり前ではありますが、上層部の関係が良く、各部署間の連携やコミュニケーションも円滑に取れた方が確実に業務が進みます。
関係性が悪い組織で仕事をしている方は、もっとよい環境がありますので、ぜひこのタイミングで転職を検討しましょう。
実際に転職を検討する際に抑えておきたいポイント
転職時期は余裕を持って半年間みておく

期間 | やるべきこと |
---|---|
1ヶ月程度 | 自己分析 / 企業への応募 |
2ヶ月程度 | 選考 / 内定承諾し入社する企業の決定 |
2ヶ月程度 | 退職交渉 / 退職前の業務整理 |
1ヶ月程度 | 有給消化 |
ざっくりではありますが、6ヶ月程度余裕をもって転職活動することをおすすめします。実際には、もう少し早まる可能性もありますが、一般的には半年前から行動するのが良いでしょう。
「今の環境が良くない」は志望動機には入れない

志望動機は「〇〇が良くなくて」ではなく、「〇〇な環境に行きたい」といったように、ポジティブな印象を受けてもらえるような書き方にしましょう。
一例ではありますが、志望動機にはこれからチャレンジしていきたいことを盛り込むと良いでしょう。
各種求人サイトやエージェントに登録しておく

まず企業選びをするためにも求人サイトやエージェントに登録をしましょう。転職時期が決まっていなかったり、どんな仕事をしたいか決まっていない場合でも、まずは登録して「どんな企業が世の中にはあるのか?」を知ることこそが大事です。
私のオススメは以下のサイトが良いと思います。まずは会員登録や面談予約をして、ざっくばらんにお話を聞いてみてください。きっとなにか得られると思っています。
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